練習中のゲームに課す条件の話

昨日スクールの練習をしていて気づいたことを書こうと思います

 

子どもたちが大好きなメニューはなんといっても試合。毎回の練習の最初にアップするわけだが、「次何の練習しようかなー」なんて枕詞を口に出せば子どもたちからはいっせいに「試合!」と返ってくる

 

マンチェスターに指導者留学にいった友達と練習メニューの話もよくするが、イングランドの練習では、ほぼゲームの形で練習を進めていくそうだ。それの良し悪しは置いといて、世界的にはもうボールを使わない練習や、クローズドスキルに寄った練習メニューにはあまり重きは置かれず、いかに試合に近い状況の中で練習するかが考えられている

 

 

5,6年生の練習。例にたがわず練習の最後にゲームを行った昨日の練習だが、終わった後に一人の子から

「今日のこっちチームの連携なんかいつもよりよかったよね」

という声が聞こえてきた。

確かに良かった。要因はわかっている。昨日はいつもと違うことをしてみた。ゲームに条件を付けたのである。特に高いレベルを目指しているスクールではないので、張り詰めた雰囲気の練習ではないのだが、昨日は個々にボールをもらおうとする動きや、ボールを奪いに行く動きが格段に良かった。

 

課した条件というのが

「5本パスをつないでからでないとシュートを打てない」

というだれもがやったことがあるだろうシンプルなもの。

しかし始めてみると、その条件の意味を、僕が全く理解していなかったことが分かった。

そしてそのバリエーションについても。

 

特別なことではなかった。広めにとったコートで3対3+フリーマン。子どもたちが遠いところからバカスカシュートを打っては外すのでつまらないと思いそれだけの理由で、課した条件だった。

最初は10本にしたがそれだとゲームスピードがやけに遅くなったので5本に変えた。

サッカーIQが高い集団ではないのでパスの受け方やパスコースの作り方について考えながら動いたり緊急のサポートをしたりする動きはなかったのが前回の練習まで。今回はパスをつながなければならないので、サポートや、味方を見て、使う意識がついた。そこまでは予測していた。

 

 

最初は5本パスをつないでも相手に触られたらリセットするというルール。

まず気づいたのが、5本パスをつなぐ制約を付けたことで素早いリスタートの意識がついたことである。相手が準備する前に早く5本のパスをつないであとを自由に攻撃しようと考えたのだ。今まではだらだら再開しがちだったゲームに少しスピード感がついた。

もう一つが面白い。「相手に触られたらリセット」なので、ボールを奪ったら、5本目をラストパスにしてシュートするような、速い攻撃で、相手に触られる前にゴールへ向かおうとしたのである。これはまさにカウンターアタックの原理だった

しかし、これでまたゲームスピードが速くなる。奪った後の素早いリポジショニング、緊急のサポート、これらを繰り返すことで子どもたちは一気に疲れていった。ボールを受けようとする動きは徐々に減っていき、パスは5本も回らなくなっていった。

 

休憩を入れて後半。またルールを変える。

5本の制約はそのまま、リセットする条件を変えた

 

「相手に奪われた後その相手がパスを1本でも通したら自分たちのパス数はリセット」

 

「相手が触れたらリセット」のままだと全然シュートまでいかなくなってしまったので緩くした形だ

これがまた面白かった。今度はボールを奪われた時の動きが変わったのである。

自分達からボールを奪った相手選手がパスをつなごうとする前に積極的にボールを奪いに行ったのである。普段のゲームではそんなインテンシティを見せるような子たちではないのだが(笑)今回の条件を付けたことにより相手がパスを通さないうちに奪い返して自分たちのボールにすればリセットされないことに気づいたのである。

 

これはあれだ。まぎれもなくゲーゲンプレッシングだ。

 

また、ボールを奪われた選手だけでなくほかの選手もパスコースをつぶしに行く動きをしていたことが印象的だった。もちろん予防的マーキングなどそこまでは考えていないだろうが、これは、ボールを奪われても積極的に主導権を握りにいく現代サッカーの振る舞いそのものなのではないだろうか。

そしてボールを奪い(奪い返し)、味方に素早く預ける。これは無理をせず、まず落ち着いてボールを自分たちの支配下に置こうとする良い流れである。

 

以上が昨日のゲームで起きたことである。

 

この状況がうまく創り出せた要因は

・コートを人数に対して広くとったこと

・3人チーム+フリーマンにしたことで、最小単位の人数でチームを作り、フリーマンを使って数的優位を作り出せる状況だったこと

 

があげられると考える。

この練習は今後積極的に使っていきたいと思った。

最初はただ何となく課した条件だったが、成り立たせるために必要なことを明確にしていくことでこれは非常に有効な練習になることが分かった。バリエーションによって練習が全く異なる姿に変わっていくことも覚えておきたい。

ブログ初めてみます

サッカーノートを共有したいな

そう思ったのがブログをはじめようと思ったのがきっかけです

 

昔、交換ノートってありましたよね、小学生くらいの時。何書いてたのかはさっぱり覚えてないけど。サッカーについてつらつら書いたことについて誰かと共有してあわよくば誰かとちょっと語りたいな、なんて思いつきですがやってみることにします

三日坊主なのですが頑張って続けたい。誰かの需要だとかそんなことは考えずただ自分の頭の中を整理したりあとで見返すために書きたいと思います

 

サッカーの指導者をしています。

サッカー好きが高じてサッカースクールと小さな少年サッカーチームで指導者をしています。指導を始めたのは4年くらい前かな?指導者になりたいと思ったのは多分中学生のころ。明確にこれってきっかけがあったかどうかは微妙なところ。

 

小学生の頃はみんなプロサッカー選手を目指してた。中学生にもなるといつからともなく各々が現実と向き合いプロを目指す人は周りにいなくなっていた。そして自分もそのうちの一人だったのかもしれない。

小学生の頃はめちゃめちゃうまかった自負がある。今そんなこと言ってもしょうがないけど。でもプロになるには努力が圧倒的に足りてなかった。控えと競うことがない小さなチームでやってたこともあるかもしれないが、井の中の蛙が天狗になる地獄の様相。井の中の天狗。

 

中学に進学するとサッカー部に入った。外部指導者が二人いた。そのうちの一人が後に僕の人生に深く関わってくる人なんだけど。まあ続けてたら今度詳しく書こうと思う。

 

高校は強いところに入った。直接名前は書かないけど、一流の指導者、スタッフ、ちょーうまい高校生がいっぱいいた。そこで自分が井の中の蛙だったのを完全に思い知ることになったし、いろんなことを学んだ。

 

中学の頃の指導者にも言われたが、高校では特に言われたことがある。

「コンスタントにできる選手しか使えない。プレーやメンタルに波があるお前は使えない。」と。

自分でもなんでだかわからないくらい波があるのがわかっていた。めちゃめちゃやる気があるときは頑張れるのに、何かきっかけがあるとなのか、調子が悪い日はとことん悪く、それに伴ってメンタルも死んでいく。逆もしかり。結局は自己管理ができていなかったということなのだろうが性格上の問題なのか、うまくいかなかった。

そのなかでだと思う。そういった選手を自分が指導者ならどう接するのか考え始め、そんな時に本格的に指導者の道を見つめ始めた。

 

まあ今日はそんな話

こんなに長く書くつもりはなかったのに思ったことをそのまま文にしてたらひどい駄文を生み出してしまった。まあ今日は具体的なテーマがあったわけじゃないから指導者になった経緯というか軽い自己紹介みたいな感じで書いてみた。試し書きみたいな感じ。

あ、今日はエヴァートンリヴァプール観ました。

リヴァプールの本を読んでから初めてリヴァプールの試合を見たのでなんかいつもと違った視点で見れたような気もします。

 

これからは、少年サッカーの練習とか試合の分析とか総括をしたり、もちろんプロの試合もね。自分がサッカーした時にも何か感じたら書きたいな。「言語化」の練習を兼ねて(?) サッカーの本読んだりしたらその感想とか。

 

間違いに関してはあまり気にしないで思ったことをかこうと思います。間違いに気づくことを大切にします。あんまり無責任なことは書かないようにしますが。

 

あ、1時半からアーセナル対マンCか。楽しみですね。

 

では。